こんにちは、はじめまして。Nishimaki34と申します。私は現在都内の大学に通う大学生です。昨年度まで高校生だった大学生の私だからこそ執筆できるエピソードがあると思い、記事を書かせていただきます。私の進路をもう少し具体的に説明させていただきますと、私大文系の大学生で経済学部に在籍しています。なぜ私が大学へ行こうと思ったのか、そしてなぜ現在の進路に決定したのか、細かく解説できたらなと思います。まずは高校入学当初の私について説明しましょう。
人を「勤勉に勉強するタイプ」と「怠惰でいつも遊びっぱなしのタイプ」の二つに分かつとしたら、当時の私は間違いなく後者のタイプの人間でした。中学の頃は真面目に授業を受けているほうが珍しく、高校進学については、筆記試験を避けて推薦という形で高校に進学しました。ですから高校生になりたての私は「勉強が苦手」という自覚を持っていなかったのはおろか、自分の進路について熟考しようともしていませんでした。しかしこの高校入学がのちに私の人生を変えることになります。実は私はひょんなことから俗にいう「特進クラス」の生徒として高校進学を果たしました(三年間特進生徒として在籍しました)。(正直、なぜ私が特進クラスに配属されたのかは今でもよくわかっていません。
これについては話が複雑になるので割愛します)出来の悪い私が進学した高校でしたから、お世辞にもその高校は頭がいいとは言えません。むしろ、偏差値50にすら届いていない所謂「底辺校」でした。それでも特進クラスのクラスメートたちはみんな他クラスより大学進学意欲が高く、言うまでもなく私よりもはるかに賢い人たちの集まりでした。私とは大きくタイプの違う人たちでしたから、私は当初「俺はこいつらとは違う」と思っていて浮いた存在でした。しかし、それから一年ほどが経つと、クラスメートたちと仲が深まり、大学進学を目標に掲げる彼らに影響されて、「俺も大学に行きたい!」と思うようになりました。ところが、今の今まで大学に行きたいなんて考えたこともなかった私でしたから、何を基準に大学選びをしたらいいのか、自分の生きたい学部は何なのか、何一つわからない状態でした。そんな私でしたが、ある日「適正学部診断」のような資料を手に取った日がありました。そこで自分が行きたいと思える学部は何なのか診断した結果「経済学」という三文字が目に飛び込んできました。
「俺が行きたい学部はここだ!」と確信したわけです。結論、私のクラスから経済系学部に進学したのは私のみでしたが、私はこの瞬間から胸を張って「経済学部の大学に行きたい!」と言えるようになりました。ここまではうまくいったものの、今まで勉学に勤しんでこなかった私ですから模試を受けてみても判定はいつも「E」。そんな自分が情けなく思い、非常に悔しい思いをしたのを今もよく覚えています。今まで勉強に対して何も感じてこなかった私が勉強のことで初めて「悔しい!」と思えた瞬間でした。そこからまた時を経ること一年。高校三年になった私は受験生としての自覚を持ち、同じ志を持つクラスメートたちと勉学に励みました。
今までの人生で一番勉強しました。「もうやめたい」と思ったり模試の成績に挫折したりストレスから少し狂ったりもしました。それでも仲間たちと支えあって受験生として駆け抜け、その結果、無事に現役で志望大学に合格することができました。自惚れている訳ではありませんが、「努力しない人は簡単には受からない」と世間的に言われている大学に進学することができました。こうして私は大学進学という進路を実現させることができました。
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